お知らせ
田原台の風 2026.02
未来のプロフェッショナルたちへ
校長 本村 暢子
地球深部探査船【ちきゅう】が、南鳥島沖の水深約5700メートルの深海底から「レアアース」を含んだ泥の試掘に成功した、というニュース。思わず「皆さん、この偉業を成し遂げた【ちきゅう】は、最近まで佐世保のSSKでメンテナンスしていたんですよ!」とテレビに向かって叫びたくなりました。日本の将来をかけた探査を、地元のプロの方々が支えていることへの何とも言えない誇らしさで。
いよいよ卒業を迎える60回生諸君。進学する人たちも数年のうちに社会人となることでしょう。そんな未来のプロフェッショナルたちに贈りたい言葉があります。
日本各地を歩いた民俗学者宮本常一(1907~81年)が広島で出会ったある石工の言葉です。 「ことに冬など川の中などでやる仕事は、泣くにも泣けぬつらいことがある。子どもは石工にしたくはない。しかし、自分は生涯それでくらしたい。田舎を歩いていて何でもない田の岸などに見事な石のつみ方をしてあるのを見ると、心をうたれることがある。こんなところにこの石垣をついた石工は、どんなつもりでこんなに心をこめた仕事をしたのだろうと思って見る。村の人以外には見てくれる人もいないのに……しかし石垣つみは仕事をやっているとやはりいい仕事がしたくなる。二度とくずれないような… …。そしてそのことだけ考える。つきあげてしまえばそれきりその土地とも縁はきれる。がいい仕事をしておくとたのしい。(中略)まえに仕事に来たものがザツな仕事をしておくと、こちらもついザツな仕事をする。また親方どりの請負仕事なら経費の関係で手をぬくこともあるが、そんな工事をすると大雨の降ったときはくずれはせぬかと夜もねむれぬことがある、やっぱりいい仕事をしておくのがいい。おれのやった仕事が少々の水でくずれるものかという自信が、雨のふるときはわいてくるものだ。結局いい仕事をしておけば、それは自分ばかりでなく、あとから来るものもその気持ちをうけついでくれるものだ。」
「いい仕事をして人からほめられた時くらい嬉しいものはない。しかし、ほめられなくても自分の気のすむような仕事はしたいものだ。」(宮本常一『庶民の発見』)
宮本常一は名もなき石工の言葉に心を打たれ、記録しました。 仕事に対する誇りと誠実さ、たゆまぬ努力を自らに課す尊さ、先人から受け取り現在そして未来につなげてゆく思い。読み返すたびに清々しい気持ちになる言葉です。どの道のプロであれ、こういう魂は脈々と受け継いでいかなくては、と背筋が伸びます。
少しだけ引用するとしたら、
3年間西高で仲間とともに相当の鍛錬を経て成長した60回生が、少々のことでくずれるものか。
60回生がよりよい西高にしようと尽力してきた思いは、後輩たちもうけついでくれるはずだ。
数々の思い出や文化を後輩に残してくれてありがとう。 どうか命を大切に。それぞれの道をたくましく歩んでいく60回生に、幸多からんことを祈ります。
60回生!それぞれの試練の波を越えていけ!
第3学年より
令和8年3月1日、3年生(60回生)が卒業式を迎えます。
卒業。大変喜ばしいことであるはずなのですが、60回生に向けての文章を、こうしてパソコンで打つのも最後になるのか・・・。と思うと、正直少し寂しい気持ちにもなります。3年間、様々なことがありましたね。
学習面では、(成績面は、さておき・・・)多くの先生方から「授業がしやすいね!」「反応があって、授業が楽しいよ。」などの聞いていて嬉しくなる言葉を多くいただきました。先生方も外部試験の結果を受けて学年集会を開き、皆さんの学習意欲を喚起する取り組みを行ってくれましたね。
「ヤッパリ ハナヨリ エイゴッテ」「ゼッタイ ハナヨリ タンゴッテ」(60回生なら分かるはず)
部活動面では、県内だけでなく、九州大会や全国大会などにも出場し、西高全体を盛り上げてくれましたね。高校最後の高総体では、私は顧問でないにもかかわらず、応援に行った部活動が勝つと、自分のチームのように喜び、負けると、悔しさでいっぱいでした。校内で行われる表彰式では、運動部、文化部ともに表彰される生徒が多く、大変誇らしく思えました。進学先でも競技を続ける諸君、頑張れ!
学校生活面では、とにかく挨拶が気持ちよかった。少し見えただけで、「こんにちは!」と挨拶してくれる生徒がとても多く、場合によっては、振り返ってまで挨拶してくれる人もいました。君たちが何気なく交わしている挨拶は誰かを幸せにしているのです。ちなみに、私は幸せな気分になっていましたよ。
さて、いよいよお別れです。名残惜しいですが、む(×) はぎわらの一味は解散です。佐世保西高校 60回生の和んピース(大秘宝)は一人ひとりの胸の中にあるはずです。卒業おめでとう!佐世保西高校60回生であることに誇りを持ち、今後待ち受けるであろう人生の荒波を笑顔で余裕で越えていけ!!
3年間ご支援いただきました保護者の皆様、地域の方々、60回生に関わってくださった全ての方々、本当にありがとうございました。
(第3学年主任 萩原 広太)
【大学入試 一般選抜 出願手続き】について
キャリア支援部より
1月17日(土)、18日(日)実施の大学入学共通テストも終わり、データネット等の判定(翌水曜リリース)・本校での分析(木・金曜)・三者面談(土曜~月曜)を経て、いよいよ国公立大入試の出願だ!となるのが1月末の受験生の動きです。2月上旬が出願〆切になっており(大学により異なる)、2月25日に国公立大学前期入試、3月12日に後期入試が行われます。私立併願校は2月上旬~中旬にかけて試験が実施されることが多く、2月はまさに「一般入試本番の月」と言えます。今回はこの出願手続き等について、例年「知らなかった!」という声が上がる項目をとりあえず2つ紹介してみます。特に来年本番を迎える61回生の皆さん、知っていましたか??
・「前期ダメだったら後期出願します!!」…それは無理ですよ…。
→国公立大学の出願〆切は、前期も後期も(中期も)同じ期日です。つまり1月下旬~2月上旬にすべて同時に出願します。前期受かれば後(中)期は受験キャンセルという流れです。
・「国公立大学がダメだったら私立大学の受験を考えます!!」・・・それも無理ですよ・・・。
→国公立大学の前期試験の日程は2月25~26日に統一されており、その合格発表は3月3日~7日にかけて行われますが、多くの私立大学の受験は1月下旬~2月中旬で終わっています。主要な私立大学への出願は12月中に行うのが一般的です。
ミスをしないために大切なのは、「早めから準備・イメージを始めること」「勝手に思い込みで動かないこと」です。60回生は今、本番真っ只中。次は61回生のみなさんです。
(キャリア支援部主任 植島)
図書専門部 リーダー研修会
1月29日(木)本校で高文連図書専門部の「リーダー研修会」が開催されました。本校からは、1年生5名が参加しました。この研修会の目的は、「学校の図書館活動のリーダーとなるべき人材育成」で、県内各地から約40名の生徒たちが集いました。
研修会の内容のほとんどは令和7年度のライブラリーフェスティバル県大会実行委員が企画し、当日も委員長と副委員長が運営しました。「図書専門部オリジナルかるた」「作者アキネーター」といった生徒交流会で他校生と親睦を深め、最後は「学校の図書館をどうしたい?」というワークショップで図書館についての思考を深め、新たな企画を立案しました。
本校は来年度まで高文連図書専門部の事務局を務めます。本が好きな人、読んだ本について語り合いたい人、図書専門部の事業に関わってみませんか?
また、3月20日(金・祝)午後には、図書文芸部企画の図書館イベント「LibraryLive」を図書館と1G教室で開催します。図書と音楽に触れる素敵な時間です。多くの方のご来場を心からお待ちしております。



保健室から
3年生の皆さん、保護者等の皆様、ご卒業おめでとうございます。高校生活、楽しく過ごせましたね。 この日まで大切に、たくさん応援してくれた周りの人たちに感謝の言葉を伝えてください。
【お願い】
- R7年度に学校でのけがなどで、スポーツ振興センターの 手続きをしていない人は、書類を提出してください。
- 新年度が始まると「定期健康診断」を実施します。 比較的時間があるこの時期に、歯科をはじめ、体の メンテナンスをしてください。
- 感染症に気を付けて過ごしてください。
卒業生に係る各種表彰
県教育委員会優良卒業生徒表彰 大山 拓朗
県教育委員会優良生徒表彰 ベリー 理彩
県高等学校体育連盟卒業生顕彰 井手 秀悟
県高等学校文化連盟卒業生顕彰 福永 瑳弥仁
全国高等学校家庭クラブ員功労者表彰 鈴木 知恵
部活動の結果報告
<コーラス部>
〇令和7年度佐世保市教育委員会文化顕彰 教育委員会顕彰 音楽分野 文化奨励賞
<美術部>
〇令和7年度佐世保市教育委員会文化顕彰 教育委員会顕彰
美術分野 文化奨励賞 2年濱田 楓、 飯尾 優季
<図書文芸部>
〇令和7年度佐世保市教育委員会文化顕彰 教育委員会顕彰 文芸(散文)分野 文化奨励賞 1年 田波多 薫子
<写真部>
〇令和7年度佐世保市教育委員会文化顕彰 教育委員会顕彰 写真分野 文化奨励賞 2年 神吉 美里
<その他>
〇令和7年度佐世保市教育委員会文化顕彰 教育委員会顕彰 ボランティア分野 文化奨励賞2年 山口 麗愛
《3月の行事予定》
3/1 (日)第60回卒業証書授与式
3/2(月)3/1分代休 小論文模試(1・2年)
3/5 (木)高校入試一般選抜合格者発表日(14:00, 学校HP) ふるさと創生学年発表会(1年)
3/7 (土)スタディーサポート(1・2年)
3/10 (火)校内競技大会(1・2年) 受納式
3/12 (木)国公立大学後期試験 臨時生徒総会
3/17 (火)高校入試合格者登校日(スタディーサポート、合格者対象説明会、物品販売など)
3/19 (木)校内百人一首大会(1年)
3/24 (火)後期終業式 離退任式
3/25 (水)春季学習会(1・2年、~26日) 合格体験発表会(卒業生→1・2年へ)